西松建設様では、自社の脱炭素の取り組みの一環として、建設機械でのDHATの利用を見据えた実証事業を、建設機械レンタル大手のアクティオ様、および弊社エントランスフォーメーションと共同で行うことを発表されました。
図1 ディーゼル向け水素アシスト技術 D-HAT
本実証ではディーゼル発電機を対象とし、建設現場等で通常利用される汎用製品に後付けでD-HATを接続し、燃焼効率の向上を確認します。負荷試験による燃費の確認、さらに排出ガス測定により排出ガス基準項目( CO、非メタン炭化水素、NOX、PM、ディーゼル黒煙)とCO2の排出量を測定し、ディーゼルエンジンの燃焼効率を定量的に評価します。
さらにD-HATの有効性に関して 、エンジン内部のカーボンスラッジ等の堆積物を低減させ、エンジンや排気システムの長寿命化、排気再循環バルブの交換などのメンテナンス頻度・コストの削減が期待されます。今回の実証試験では、現場利用を想定した一定期間のランニング試験を行い、経時での燃費の推移の他に、発電機のメンテナンス性の向上についても確認する予定です。
図-2 ディーゼル発電機ディーゼル発電機による実証試験による実証試験
エントランスフォーメーション株式会社では、本実証事業に全面的に協力し、建設業界における脱炭素、SDGsの進展に寄与していきたいと考えております。
DHATに関するお問い合わせ
エントランスフォーメーション株式会社
HoD Tec 日本オフィス
mail: hodtec@entransformation.com
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